一級建築士事務所

なかおデザイン室

ARCHITECT + ENGINEER OFFICE

大詰

3月末に引き渡しを迎える上ヶ作緑地の家。現場はいよいよ大詰を迎えています。

着工後、各工程ごとに描いてきた1/10スケールの納まり図。

これは施工図とも呼ばれるもので、設計図よりもさらに細かな寸法や納まりを描いたものです。

大きな設計事務所では施工会社でつくってくれるのですが、住宅をきちんとつくろうとすると、設計側が全て描かないと考えているものにはならないはず。

そんなこんなで最後の図面を提出し終えて、数えてみると119枚。

量が多いことがよいことでもないですが、現場代理人の工藤さん、大工さん、建具屋さんをはじめ職人のみなさんが図面を尊重してつくってくれていることが、何よりもありがたく感じています。

きれいに納まっている各所を見ると、その高い技術力が伺えて、自信をもってクライアントご家族を迎えられそうです。