一級建築士事務所

なかおデザイン室

ARCHITECT + ENGINEER OFFICE

屋根の下地の現場確認。 足場から顔を出して打合せるのですが、足かかりになる仮設の「桟」には、図面や小物を載せる棚のような機能もあわせもっています。 工程ごとに作業場や打合せ場が仮設的に上手につくっているのを見ると新しい発→続きを読む

中央台の現場へ。 隅木が載ったことで低い軒のシルエットがみえてきました。  隅木も棟木も大物だったので少し大変かなと思っていたのですが上棟に集まってくれた大工さんたちはみな楽しそう。 まずは無事に建て方がすんで一安心。

プレカットを終えた製材。建て方に向けて残すところ手刻み部分の打ち合わせ。 隅木や登り梁が絡み合う部分は大工さんに手で加工をしてもらいます。 瞬時にいろいろな部材の取り合いをさばくことができる能力はさすがです。

プレカット前の材料検査へ。部位ごとに含水率の計測と、県産の無等級材を使用するため移動型測定器で強度測定を行います。測定の結果、天然乾燥でよく乾燥していたのと、基準強度もおおきく上回ってヤング係数E70〜110とばらつきは→続きを読む

旧吹屋小学校は明治期にできた岡山県の木造校舎。 在籍した高専の研究室で調査と改修提案をして、その後重要文化財に指定されました。先日かつての研究室の先生から小学校の状況のお知らせをいただいたところ、保存修理の工事が本格的に→続きを読む

構造家と監理中の現場検査へ。 じっくり見ていると力の流れがみえてきます。 今回は少し特殊な基礎形状のため職人さんたちが少々手こずる場面も。 工学的な合理性と施工性は必ずしも一致しない場合があって、そこをいかによい形に折り→続きを読む

マスタープランを担当した県内の街区計画の開発部分が完成し、現場確認へ。 計画から2年半ほどかかりましたが残土を利用してつくったゆるやかな地形や調整池を埋設し公園と一体化するなどいくつかの試みも実現できました。 ひきつづき→続きを読む

首都圏の設計者を対象とした紀州材の見学会へ。和歌山の広大な山々から生産される木材は岩盤の傾斜地に対して高い密度で育てられていました。こうした厳しい環境により樹木が栄養をゆっくりと吸い上げ、目がつまった強度の高い材ができる→続きを読む

町の観光施設のために設計した家具の納品。無垢の山武杉をつかったテーブルと小上がりは、内側のキャスターによって女性の力で自由にレイアウトできます。山武杉の香りと光沢がとても美しく、よろこんでもらえて何よりでした。台風や大雨→続きを読む

先日建築家の高野さんたちと見学した林芙美子記念館。屋根のつなげ方や庭の取り込み方がとても魅力的な建築です。と同時にどうしても気になるところがあって1週間後に再び訪問。今度はレーザーも持って軒や建て具の高さの寸法をひたすら→続きを読む